体操、武術太極拳、ヨガスクールを通じて岡山、倉敷、兵庫を中心にみなさまの健康を願い活動しています

結論から言うと同じです。

中国武術の英語表記がkung-fu（日本語でカンフーの発音に近い）
英語がそのまま1980年代に定着していったように思います。

日本でおなじみのジャッキーチェン、ブルースリー、ジェットリー、ドニーイェン また映画「少林寺」「カンフーパンダ」「イップマン」、など中国武術を題材とする映画のことをカンフー映画というカテゴリーで語られていました。

中国語では漢字で「功夫」　発音はgong-fu（グォンフーのような感じですがカタカナでは表現しきれません。）これが変化してクンフーという発音を使う方もいらっしゃいます。
当時（1970〜2000）カンフーと言わずにクンフーを使う方は、武術愛好者に多く見られたような気がします。


最近（2020）では、武術映画も作られる本数が減りカンフーという言葉は、若い世代には伝わりにくくなってきているようです。

中国国内では、カンフー（中国武術）のことは、武術（wushuウーシュー）台湾では国術（guoshuグオシュー）などということが多いようです。

中国の武術の総称です。

日本なら日本武道（柔術、柔道、相撲、古武道、合気道、空手、居合）といいますよね。これの中国版みたいなものです。

中国にも中国相撲（摔跤shuaijiao)、中国拳法,器械（武器術）などがありますがこれを総じて中国武術といいます。

功夫（カンフー）と中国武術は、上記のＱ＆Ａどうりで、同じ意味として考えてくださいね。

カンフー（中国武術）の起源
武術の歴史は、人間同士の争いの歴史ともいえるもので旧石器時代までさかのぼることができ、中国舞踊にあったのではないかともいわれる。

紀元前1000年殷周の時代には、既に文舞と武舞の二つがあり、集団で舞踊することで軍事訓練にも使われていた。

その中には、徒手で行われるもの（拳術）、武器を持って行うもの（器械術）
などがあり、これらの型（套路）が形成されていったのではないかというものである。

春秋などの「史書」には王侯を守る「右（ゆう）」という軍職が登場する。
紀元前、数百年の時代には拳術が存在したといえる。

後漢時代（紀元後25〜220年）に記された「漢書」の「芸文志」には「兵書の部」として、当時存在していた兵書を分類した目録があり「手摶（シュハク）六篇」「剣道三十八篇」「蒲苴子（ほしょし）戈（よく）法四篇」の書が記されている。手縛（摶）とは徒手で戦う拳法の別称であり、当時すでに拳術や器械（武器）が兵法としてまとめられていたことがわかる。

唐代（618〜907年）には文人によって伝奇小説が書かれ「聶隠娘（じょういんじょう）」「崑崙奴（こんろんど）」などの武侠小説の原型が作られ当時の武芸者たちの様子を伝えている。

また、唐初の武徳4年（621年）王世充（おうせいじょう）の乱で13人の少林寺僧が李世民（りせいみん、のちの太宗皇帝）を助けて武功をあげており、これにより少林寺は武勇で知られるようになる。

これがリーリンチェ（ジェットリー）主演の「少林寺」の映画で描かれているので、見ていない方は、ぜひご覧になってください。

明代（1368〜1644年）になると、「武編」「紀効新書」「陣紀」「武備志」などの武芸書に現代武術のもととなる記録が記されています。

またこのころに、少林寺の棍法が名をはせる。


清代（1616〜1912年）
「天下の武芸，少林より出づ」
と言われ、」少林僧たちの伝える少林拳が世俗に流布し多くの民間武術が生まれる。

現在中国でみられる門派のほとんどは清代に起こったものといえる。
こうして生まれた多くの門派は中華民国時代に百花繚乱のさまを呈してゆくのである。
（参考文献：中国武術の本）

【スローカンフー】血糖値の高い方にお勧め

カンフーはスクワットの状態で運動する中距離走と筋トレを合わせたような運動です。
ヒラメのような白身魚とマグロのような赤身魚の筋肉の違いは、長時間泳ぎつでけるマグロと
素早く動くヒラメの違いです。
人間の体の中には、赤身魚（遅筋＝持久力）白身魚（速筋＝瞬発力）の両方の筋肉があります。
スローカンフーを行うと白筋（速筋）の中に変化が起きます。白い繊維の中にミトコンドリアが増えてきます。
赤身のあるミトコンドリアが増えていくと白い繊維がだんだんピンク色になってきます。
このピンク筋が増えると、本来糖を消費している白筋に加え、脂肪を燃焼させるミトコンドリアの力が加わり
脂肪と糖を両方燃やしてくれるようになります。
一石二鳥のトレーニングなんです。

カンフーがきつい方は太極拳がおすすめですよ。